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幼馴染みの親父さんのお通夜へと伺う。
享年78歳。
最高の親父さんであった。
そして、素晴らしい野球のオヤジであった。
50歳になる幼馴染みは泣いていた。
あらためて素敵な親父さんであったのだなと、その顔を見て思った。
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たとえば僕の息子が50歳になった時、
僕の葬儀があったとしても泣かないだろう。
ただ淡々と冷静に喪主として務め、
「 親父が生前たいへんご迷惑をお掛けしました。 」
なんて挨拶をするんじゃないだろうか・・・。
オヤジの仲間たちよ、
お宅の息子はどうだ?
お宅だってたぶん同じようなモンじゃないか?
50歳の息子に泣いてもらえるような親父にならなくてはイカンね。
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幼馴染みの親父さんは、素晴らしい親父さんであった。
心からご冥福をお祈りすると共に、
父子の姿から大切な事を学ばせて頂いた・・・。