軍手の親指部分の先っちょに、な、
マジックで目と鼻と口を点で書いてだな、


♪ この指ママ〜 太っちょママ〜 
  やあやあやあやあ オッホホホホホホ
  お〜はなっし す〜る ♪


と、唄ってみせると、
当時1歳だった息子はキャッキャと大喜びしていた。


わっはっは、
懐かしいな・・・。


今日、それと全く同じ事をして子供を笑わせている若い父親を見た。
僕が考えた歌詞そのまんまだぞ・・・。
不思議だっ、デジャブ〜じゃないのか?と思った。
デジャブ〜ってか、デブジャブ〜と言ってもよかろう。
時空を超えて唄い継がれる歌なのだな・・・。


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♪ この指ママ〜 太っちょママ〜 
  やあやあやあやあ オッホホホホホホ
  お〜はなっし す〜る ♪


怒らないでくれ。
美人は、太っても美人なり。
だから唄える歌詞なのよ。


「 お待たせ。 」と、
両手にレジ袋を持った若いお母さんが、
その父子の所へやって来た。
たしかにポッチャリ系であった・・・。


若母:「 何を楽しそうにしていたの? 」
若父:「 ひ〜み〜つ。 」


うむ、
愛に溢れた良き家族である・・・。
と、人生の先輩として僕は思った・・・。


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ラブリー なる デブリ〜。