日曜日、
息子は僕のクルマを運転して、
チームメートを2名、
そして女子マネージャーを2名乗せて、
合計5名で春季リーグ戦のゲームへと出掛けた・・・。


じゃあなと送り出したけど、
心配だよ・・・、
すごくすごく心配だよ。
ものすご〜く心配だよ。
そりゃそうさ、親だもの。


特に、女の子を乗せるって事が心配。
よそ様の大事な大事な娘さんにな、絶対に怪我を負わせてはなるまいぞ、息子よ。
運転している姿を恰好良く見せようだなんて思ったら父ちゃんは怒るよ。
ど〜んなに恰好悪くても安全運転が一番大事だよ、
父ちゃんのクルマは、擦ろうが軽くぶつけようが構わないからな、
同乗者の誰もが安心出来る運転をしなさいよ。
と、僕は心の中で祈る。
「 本当に大丈夫? 気をつけてよ、すごく心配なんだから。 」と口に出せる母親と較べると、
心の中で祈るしかない父親はつらいものだな・・・。


「 心配・・・、本当に心配・・・。 」と言い続けるカミさんに僕は、
アイツなら大丈夫だよ、心配要らないよと笑ってみせるが心の中では大心配だ・・・。
男はつらいよ・・・。


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「 無事に到着 」との報せに、半分ホッ。
夜、家の前でクルマのエンジン音が聞こえて残り半分ホッ。


もうね、
ゲームの結果はどうだった?とか、
打てたか?とか、
そんな事はどうでもいいってレベルのホッ、で、
安心したら疲れがドドッと訪れた・・・。


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若い時の運転経験は自信となる。
ただ、その自信が決して過信とならないようにさせなければ・・・。


男親はつらいよ。


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息子よ、
ヴィッツで5人はキツかっただろう?と聞くと、


「 いや、結構快適だってみんな言ってたよ。 」との由。


息子よ、ソレな、
やさしい仲間たちのお世辞だと父ちゃんは思うぞ・・・。


とにかく無事でめでたしめでたし・・・。