■
1977年、
我らがBIG1こと、王選手(当時)が756号ホームランを放った時にも、な、
アメリカと日本では球場の大きさが違うとか、
野球そのもののレベルが違うから比較対象にはならないと言う輩はいた。
けれど救いは、王選手の大記録樹立を誰よりも喜んでくれたのが、
ハンク・アーロン氏自身であったという事だ。
王選手もたいへんな人格者ではあったが、
ハンク・アーロン氏もまた素晴らしい人格者であったのだなと、
日米の心ある野球ファンは感動をしたのであった・・・。
・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・
一連の都知事の問題で、
SEKOIという文字がアメリカの新聞を飾ったのだそうだ。
「 What SEKOI ? 」ってアメリカ人にSEKOIの意味を聞かれたら、
ピート・ローズの写真を指差してあげればイイんじゃないだろうか。
と、僕は思う・・・。
MOTTAINAIぞ、ピート・ローズ。
イチロー選手の大記録を讃える度量の大きさを持っていたら、
スゴイ野球選手&人格者としてだな、
更に男を上げる事が出来たでしょうに・・・。
これからはピート・ローズじゃなくって、
ピー(豆粒)・ローズと呼ばれてしまいそうなのでかわいそう。
ただ、
ピー・ローズがSEKOI男であったおかげさまで、
42歳にしてイチロー選手は更に更に上を目指す男として、
その格を上げたのであった。
・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・
SEKOI男と呼ばれないように生きなきゃ、な。
僕は既に50歳なのだが、
あらためて心に刻んだ・・・。
それにしてもイチロー選手はスゴイな、
感動した・・・。
目に焼き付けておくべきプレーヤーだな。