ディープ東京 3
市井に生きる人々の、ささやかだけれど確かな暮らし。
晩御飯の材料を買いに出掛けるような普通の商店街。
絶〜対に僕らが忘れちゃいけない何かがそこにはある。
魚屋さん、八百屋さん、お肉屋さん、お豆腐屋さん、
賑わいの中に懐かしさと温かさを僕は感じるよ。
わっはっは、
お肉屋さんのホクホク揚げたてコロッケの美味しいこと美味しいこと。
ソース無しでもイケちゃうね・・・。
高石友也さんの唄う、「 街 」を口ずさみたくなる。
♪ この街が好きさ 君がいるから
この街が好きさ 君の微笑みあるから ♪
昨日と同じ今日があるシアワセ。
今日と同じ明日があるなら更にシアワセ。
・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・
小学校の脇に公園があり、
勘で僕は小さな角を曲がる。
どうよ?
思った通りそこに駄菓子屋さんを発見。
50歳になっても勘は鈍っていないので嬉しい・・・。
レトロっぽい駄菓子屋さんじゃなくってさ、
本物の古い駄菓子屋さんだよ。
カミさんはスコールを、
僕はチェリオを飲む・・・。
冷たくて美味しい・・・。
駄菓子屋さんのお婆ちゃんよ、
お婆ちゃんはたぶん何十年間も駄菓子屋さんのお婆ちゃんなんじゃないか?
ジブリの映画に出てきそうな顔だ。
長生きして下さいよ、お達者で。
・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・
ただ、
あちらこちら歩き回っていたせいで、
車を何処に停めたか分からなくなって、
方々を歩いて探した・・・。
あれれ〜?
何処に停めたっけ?
潮の流れはこっちだけれど、風の向きならあっちだぞ・・・。
大人としての勘は育まれていないようだよ僕は・・・。