大学病院のグラウンドまで息子が車を運転する。
そこで息子を降ろして帰りは僕が運転をする。
わっはっは、
たとえるなら、
野球へ出掛ける小学生位の子供の自転車に父ちゃんが二人乗りで乗り、
小学校のグラウンドで息子を降ろして家へ戻るのと同じ事だな。


行く道中の1時間ほどで、
いろんな野球の人々を見掛ける。


自転車二人乗りではなく、
2台で走る学童軟式少年野球の父子を東久留米と田無、武蔵境で計3組、見た。
内訳はと言うとだな、
・ジャージ父:1名
・ユニホーム父:2名
(但し、3名共チーム野球帽着用)
であった・・・。


野球の父ちゃんたちよ、
僕の後輩たちよ、
正しい心で野球に取り組む子供に育つように、な、
それを教えられるのはアナタの背中だけです。
ガンバレガンバレ・・・。


・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・


三鷹にて信号待ちをしている時、
右から3名の高校球児、左から2名の高校球児が歩き始めて、僕らの前ですれ違った。
3名は立ち止まり深々と頭を下げる。
2名はそれに一瞥もくれず通り過ぎる。
同じ高校の野球部の先輩と後輩なのだな・・・。


礼儀がなっちょらん!
と、僕が言うと息子は、
「 オレは高校時代、
  後輩がああやって挨拶をしてくれたら必ず笑顔で片手を上げて応えた。 」と言った。


それは決してすごい事や特別な事ではなく、
人間としてあたりまえの礼儀(マナー)なので大した事ではないので僕は褒めないが、
現在、息子は高校時代の野球部の後輩たちに絶大な人気がある。
って事は部では、それは特別な行動だったのかもしれないな・・・。


お〜い、
高校球児で先輩となった諸君よ、
後輩が頭を下げて挨拶してくれたら笑顔で片手を上げて応えてあげようよ。
それは人としてあたりまえだのクラッカーだ。
大人になった時の人間関係がより豊かになるぞ。


・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・


大学病院のグラウンドで息子を降ろす。


じゃあな、ガンバレよ。
と僕が言うと、
息子はこちらを見ず、後ろ姿で片手を上げて僕に応えた。


礼儀がなっちょらん!