お昼どき、
郊外型のコンビニの大きな駐車場はほぼ満車だった。
ほぼ満車だったが隅っこに空いている場所を見つけて、僕は車を停めた。


駐車場は満車なのに店内はガラガラといった場合が多いものだが、
今日は、おトイレ待ちの行列が出来ていた。
おトイレからお店の出入り口までず〜っと、ね、
雑誌を買う人が困るんじゃないかという位、長い行列であった。


僕は小用だったのでそちら側は比較的ペース良く順番が巡って来たのだけれど、
個室を使いたい側の人は顔色も蒼ざめていたりして、とても気の毒だった。
モジモジ具合によって順番を並び替えなければ、大変な事になってしまうんじゃないかと思うよ。
他者の苦しみや痛みに想いを馳せよ、なんちゃってだぞ、僕はスッキリで申し訳ない。


「 こちら側は30分、こちら側は18分も出てこない。 」って、
僕は手を洗っている時に、個室待ち行列の前方の人たちの会話を聞いた・・・。
心配だな、お店の人を呼んだ方がイイんじゃないか?


ザワザワ・・・、
ザワザワ・・・、
店内は騒めき始めた・・・。


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さて、そして結果はどうだったのでしょう?


その時点で僕はガムを買ってお店を出たのでな、知る由もない・・・。


ただ、普通に長くトイレに入る人が偶然2つのトイレを使用していたのだとしたら、
その人たちは逆に出て来づらいんじゃないかとも思う。


大きな方を済ませて個室を出ると、長い行列が出来ていた!
な〜んて、ね、
自分に置き換えて想像してみると恐ろし恥ずかしいでしょうが・・・。


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公共トッキョ許可局。