東久留米の野球小僧、ハヤトの親父の日記2016

「 采配は面白い 」のだそうだ。
初陣こそ惜敗を喫したものの、
その後は立て続けに打線が爆発して圧勝している模様。


とにかく全員がゲームに出る場面を作る事を常に心掛けていて、
その想いに全員が応えようと頑張ってくれる結果としての連勝だ。


〜 一丸となって 〜
とは、よく耳にする言葉なのだけれど、
本当に一丸となっているかどうか怪しい場合がほとんどなのだけれど、
現在の息子たちのチームは本当の一丸に向けて歩み始めたところ。
その姿を見守っていたいとオヤジは思う。


主力たる5年生の先輩たちはノリにノッている。
計算出来る投手も3人いる。


他に、
練習ではパッとしなかった下級生がゲームでは見事なグラブさばきで、
送球もものすご〜く安定していて全員が驚き、
「 普段の練習でなぜそれを見せないのだ? 」と問い詰めたところ、
「 すみませんっ、練習ではアレが精一杯ですっ! 」との事で、
何事に於いても本番に強い人間は存在するのだと思ったそうだ。
ゲームに出したからこそ発掘された才能だと言えよう。


と、
帰宅後に顔を紅潮させて報告してくれたのが以上。


の、
この紅潮した笑顔は、小学校低学年だった頃の、
野球から帰って来た時と全く同じ表情なのである。


父ちゃんは、それが嬉しい。


23歳の今も息子は野球小僧で、
50歳になっても僕は、
東久留米の野球小僧、ハヤトの親父なのである。


野球を生涯の友とせよ。
野球で出逢った仲間を生涯の宝とせよ。


僕ら父子は何一つ変わっていないのである。