日曜日午後、
息子の運転で所沢へ。
ホワイトデーが刻々と迫っているので買い物だ。


広大な西武の駐車場は結構空いていた。
左右前後に車が停まっていない場所に駐車した。
助手席から僕は降りる。


降りる第一歩で足裏に妙な感触があった。
なんだかグニャっとした。


ウンチであった。


・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・


もうね、
たまらんち、ウンチ。
嫌になっちゃうな〜。


この広大な駐車場の、
適当に停めた場所で、
しかも降り立った第一歩でウンチを踏んじゃうとは。


月面に降り立った人類の第一歩に匹敵する第一歩だな、こりゃ。


靴を持ち、ケンケンをして移動して洗う。
腰と背中が痛いのにケンケンが出来る50歳のオヤジは、な、
日本だと僕を含めて49人ぐらいなものだ。
その中にはもちろんキング・カズも含まれている。


息子よ、肩を貸せ。


・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・


「 ものすごい確率だよ、父さん。 」と息子が言うので、
宝くじを買った・・・。


ものすごい確率でウンチ踏んじゃったオヤジ。


運が付いたか?
運が尽きたか?


運とウンチは、よ〜く考えると違うものだが、
だのに宝くじを買っちゃう僕は小市民なり。