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外注先へ出掛けた帰途、
僕は車のラジオで高校野球中継を聴いていた。
その中継の途中に入ったニュースで、
栃木県のスキー場での雪崩で、複数の高校生が巻き込まれている模様だと知った。
子供たちの身に起こる事件や事故は、本当に辛くて胸が痛い。
搬送された高校生は、心肺停止の状態にあるらしい。
息子に言わせると、あくまでも心肺停止というのは、
命を救うために多くの医療スタッフが闘っている状況との事なので、
どうか助かってほしいと願うばかりだ・・・。
子育てを終えたばかりの親の一人として僕は、
その高校生たちの親御さんの心配に想いを馳せる。
とにかく命が助かりますように・・・。
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痛くて悲しいニュースばかりが流れてくる。
心の耳を澄ませば聞こえるのは慟哭ばかりだ。
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願いは届かず。
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僕は、
祈る事と願う事の違いについて考え始めている。