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この週末は曇天〜雨の模様。
ソメイヨシノは咲き揃ったのだけれど、天気の事だからな〜、致し方あるまい。

黒目川沿いの桜は、こんな感じだ。
目黒川沿いとは人の数が全然違うでしょ？
目黒川沿いを往年の後楽園球場にたとえると、
黒目川沿いはそれこそかつての川崎球場のようです。
じゃじゃん、
そのココロは、
テレビじゃ見れない川崎球場のように味わい深いって事よ。

朝の散歩がソメイヨシノのおかげさまで華やかになった。

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6匹ものミニチュアダックスを散歩させている初老の夫婦を見掛けた。
ミニチュアダックスたちは全員、服を着ていた。
みんなおとなしくて良い子ばかりで、それぞれその服が似合っていた。
僕んちのタロウとは全然違うな・・・。

服を着ているミニチュアダックスを見慣れてしまうと、
服を着ていないミニチュアダックスのタロウは裸って事だよな。
時折バンダナを首に巻いたりしているけれど、
裸で首にバンダナだけって姿は、恥ずかしい姿なのではあるまいか？
な〜んて、ね、
すれ違った6匹たちを振り返りつつ僕は思った。

我が家もやがて子供たちが独立して家を出て、
そして夫婦だけになったとしたら、
僕ら夫婦もタロウに服を着せるようになるのかもしれない・・・。

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家に帰ると、
タロウはカミさんにお風呂で洗われドライヤーで乾かされているところだった。
つまり、
犬を人間にたとえると、
全身が髪の毛って事だよな。
って事はだな、
犬の服は服ではなく、帽子なのかもしれません。

乾かされたタロウが僕に抱きついてきたので匂いを嗅ぐと、
シャンプー後のイイ香りがした。

って事はだな、
犬の場合は入浴ではなく、ただシャンプーと呼ぶべきなのでしょうな。

まあいいや、どっちでも。

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曇天を背景にしても、
ソメイヨシノは健気で美しいのであった。