舎弟分

30年近く前、
地元・清瀬の大切なF先輩の彼女として現れたU子さんは、
超ミニスカート姿であった。


見ちゃイカン、見ちゃイカンと僕は顔を背けていたのだが、
「 あっ、耳の裏まで真っ赤になってる〜、可愛い〜っ!
  今日からIくんはワタシの弟ね! 」と言われ、


以後、
今日に至るまでず〜っと僕は、
からかいの対象となっているような気がしなくなくもなくない。


まあいいや、許そう。