聖地にて

クマおじさんよ、
着いたよ、第2グラウンドだよ。
二人で第2へ来るなんてさ、何年ぶりの事だろう。
懐かしいな、
懐かしいね、
カキーン!の音が聞こえるね。


所沢の公園の木々の新緑が眩しくて綺麗だね。
ここはずっと、少年たちの野球の音が響き続けていくのだろうね。
少年たちを包む野球の風がやさしく吹き続ける場所なのだね。


クマおじさんよ、
クマおじさんよ、
こうして僕の肩の上にいてくれ。
まだ行かないでくれ。


グラウンドの上に、コーヨーがいるよ。
30期のアイツら13人全員がいるよ。
見えるかい?
見えるかい?
クマおじさんよ、見えるかい?
僕には、ハッキリと見えるぞ・・・。


クマおじさんよ、
僕らはシアワセな親父だな。
野球小僧の息子たちからたくさんのシアワセをもらった、
それはそれはシアワセな野球の親父だな。


また来ような、ここへ。
清瀬第2グラウンドへ。


総監や監督には残念ながら会えなかったけれど、
若いコーチたちには会えたね・・・。
良かったね。


また来よう。