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墨田区にお住いの元気いっぱいな御年92歳のお爺さん(型屋の職人さん)が、
戦争の語り部としての活動を続けていて頭が下がる。
ああ、そうさ、深々と僕は頭を下げちゃうね、ありがたくてありがたくて。
今のうちにしっかりと話を聞いておこうと思うよ、
やがて生まれる孫たちの世代にそれを語り継ぐのは僕らの使命だ。
「 戦争は、こうして始まった。 」
その話がとても興味深かった。
大きな視点で言うところの戦争の始まりは教科書に書かれている通りだが、
庶民の肌感覚で言うところの戦争の始まりは、気付いた時には既に であったのだそうだ。
「 2020年、また東京でオリンピックが行われるでしょ?
それってどうやって決まった?
アンタは反対したかい?賛成したかい? 」と僕は問われ、
そう言えば賛成するか反対するかの意見は求められなかったな〜、と答えた。
いつの間にかオリンピックの開催地に立候補する事が決まっていて、
多摩クリスタルじゃなかった、滝川クリステルさんがオモテナシ〜ってアピールして、
トルコと競っていたがトウキョウと決まった瞬間に国民はみんなバンザイをした。
「 それと同じようにだよ、そうやって戦争が始まった・・・。 」
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たまたま、な、
それが平和の祭典(?)であるオリンピックだったから良いものの、
これが戦争だったとしたらと思うとリアルでとても恐くなった。
・一度決めた事だから
・もう決まっている事だから
って、な、
僕らは立ち止まり考え直して引き返す事の苦手な国民性なのかもしれないな。
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コンパクトな大会と当初は言われていた2020東京オリンピックだけれど、
予算は膨らんで膨らんで、
1兆3850億円になっちゃったそうだぞ、
どうする?アイフル?
だよなあ・・・。
次回のお爺さんの話のテーマは、
昭和20年8月14日、
戦争を終わらせるために命を賭けた人たちがいたって内容なのだそうだ。
その話についてはいずれ・・・。