とても爽やかで気持ちの良い日曜日だ。
土日連続で気持ちの良いお天気なんてアナタ、
考えてみれば2か月ぶりの事なんだな・・・。
どこかへホラホラ、出掛けたくなりますな・・・。


だが、
僕の住む東京郊外のこの田舎町は、な、
来月よりあらゆるゴミの処分が有料化されてしまうので、
我が家ではせっせと今月中に出来るだけまとめて出そうと決めているので、
爽やかで気持ちの良い土日も出掛けずに、家の中の片付けに追われる。


まったくな〜、
市長であるNくん(JCの後輩)には、頭を丸めて謝ってもらいたいな・・・。
ああっ!
もう既に彼は頭を丸めているぞっ!
・・・、じゃあ致し方あるまい、許そうゴミの有料化。


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まとめたゴミをとりあえず庭に出しておこうと玄関ドアを開けると、
塀の上に一匹の猫がいた。
よそんちの猫だが、よく我が家に来る猫だ。
この猫のお目当てはウチの娘なのだが、僕がドアから出ただろ?
「 なんだよ、オッサンかよ。 」ってな、
あからさまに落胆の表情となり、ガッカリと帰って行った・・・。


犬が笑い顔になるのはよく知っているけれど、
猫の落胆の表情を見たのは初めてだ・・・。
動物たちは意外と表情豊かだな・・・。


目と目が合った瞬間に落胆の表情をされて不愉快ではある。
でも相手は猫だ。
猫を相手に怒っても情けないでしょ、51歳として。
だからまあいいや、許そう。


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無料のうちに頑張ってゴミを出しても、ね、
有料化された以降もゴミは出続ける事だろう。
それが暮らしというものだ。


古い船を今動かせるのは、古い水夫じゃないだろう。


にんげんだもの