家電が壊れて買い替える度に、小さな物になる。
小さな物で事足りるようになるのは、ちょびっと寂しい。
51歳の秋に、そんな事を想う・・・。


我が家の場合は未だ幸いにして、成人した子供たちと同居で4人家族なのだが、
それでも小さな家電でいろいろ済むようになっている。
やがて子供たちが巣立ってしまうとだな、それがより顕著になるのでしょうな。


洗濯機も小さな物を選択。
じゃあ、炊飯ジャーも精々三合炊ければいいジャ〜ないかとなり、
ダジャレが思い浮かばないけれど冷蔵庫だって小さくってもオッケ〜牧場になる。


子供たちがそれぞれ泊りで出掛けて不在の時なんかアナタ、
僕とカミさん2人だけだと洗うべき洗濯物はこれっぽっちですよ。


寂しいじゃないか、すごく寂しいじゃないか・・・。
たぶん、
秋だからね、金木犀の香りを嗅ぎながら寂しい気分になっているだけなのかもしれないけれど、
深まりゆく秋に五十路のオジサンの心は寂しさでいっぱい・・・。


心が寂しさでいっぱいになるとお腹が減る。
なのでたくさん食べる。
そして太る。


致し方あるまい・・・。


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小さな子供たちを子育て中の若い世代の方々よ、
生きるって大変でしょ、
生活って大変でしょ、
でもね、そんな今が人生の花なのよ・・・。


花自身は自らの美しさに気付いていないのだけれど、
傍から見るとそれはキラキラ輝いていて美しく見えるよ・・・。


妻と5人の子供の命を奪った男のニュースを聞き、胸が締め付けられた。


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金木犀は今日も香る。