「 オジサン〜、抱ッコチテェ〜。 」って、
姪っ子マホちゃん(2歳9か月)が僕に抱きついてくる。
ちなみに、抱ッコチテェ〜は、抱っこして〜 の赤ちゃん言葉だ。
赤ちゃん言葉だけれど、まだマホちゃんは半分以上赤ちゃんなので致し方あるまい。


抱き上げると、な、
僕の頬に自分の頬をスリスリしてくれたり、
僕の胸に頭を押し付けてクリクリしたりするので、
そりゃあ〜アナタ、
オジサンの父性本能はくすぐられっぱなしですよ・・・。


マジで可愛い・・・。
抱っこするのにちょうどよいサイズだ・・・。
ず〜っと仔犬だったらいいのに・・・、
って、オイオイ、
マホちゃんは人間だ・・・。


姪っ子でもこんなに可愛いんだもんね、
可愛くて可愛くてたまらないんだもんね、
孫なんか生まれたら僕は、デレデレのヘベレケになってしまうだろうな・・・。
デレデレのヘベレケの骨なし芳一ですよ、デレデレ芳一の日本一。


顔を、ベロウンと舐めちゃう。
鼻が詰まっていたら鼻水だって吸ってあげちゃう。
そんなジジイにワタシはならざるを得まい・・・。


・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・


ピトッと床に降ろすとマホちゃんは走り去り、
そして包帯を持って現れた。
「 痛イノハ、ドコデチュカ? 」と言うので、
ココですと僕は、左腕を出してみた。
そこに包帯をグルグルと巻いてくれた・・・。


マホちゃんは将来、やさしいナースになりたいのだそうだ・・・。
伯父の贔屓目ではあるが、包帯の巻き方が上手だ・・・。
包帯巻きの天才かもしれない・・・。
な〜んてオジサンは考えて目がウルウルしちゃう・・・。


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平日の数十分だが、
逢うと心癒される・・・。


チビッコは皆、可愛いのだ。


これでイイのだ。