夫婦だけで晩御飯だ。
パクパク、モグモグ・・・。
徐々にこうして夫婦だけの晩御飯が増えるのも致し方あるまい。
もう50代なので。


その時に観ていたテレビのバラエティー番組の内容は、
一般の女性が作るカルボナーラのレシピを、な、
イタリアンのシェフが採点するというものだった。


カルボナーラ、美味しいよね、
スパゲッティを食べるナ〜ラ、カルボナーラよね。
って思いながら僕はテレビを観ていましたとさ。


だがな、そのイタリアンのシェフ(たぶん50代男性)の顔がだな、
すごく不潔だったんだよ。
髪はボサボサ、しかも無精ヒゲだ。
おい、爪を見せてみろ!ってレベルの汚さだった。
お客様に食べ物を召し上がって頂くといった観点が欠如しているんじゃないかと僕は思う。


清潔が大切よ、
清潔という名の白いケツ。
不潔じゃダメよ、何事も。
不潔という名の黒いケツ。
それがケツ論。


そのシェフのオジサンは綺麗な女の人のレシピを13点と採点して、
自分(プロ)のレシピでカルボナーラを作ってみせた。
スタジオでその2つを食べて比較すると、
「 やっぱりプロはスゴイ! 」ってケツ論になる、
内容としてはありきたりのダメダメなバラエティー番組だったぞけしからん。


彫金教室に通っている女の人が作るペンダントと、
僕が作るペンダントが同じクォリティだったら僕はオマンマ食い上げでしょうが・・・。
って事よ。


でも食べるなら不潔なオジサンが作ったカルボナーラよりも、なあ、
この綺麗な女の人が作った方のカルボナーラを僕は食べたい。


イタリアンのシェフのオジサンよ、
どことなくアントキノ猪木に似ている威張ったオジサンよ、
お風呂は毎日入りなさいよ。
喋くりながら料理をしたらだな、ツバが相当飛んでるでしょうに。
アナタとの間接キスは勘弁だ・・・。


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もしもアフロヘアーの寿司職人がいたら嫌よ。