先日、
関西在住の女性と話す機会があった。
関西弁が耳にとても心地良かった。
心地良くて、嬉し懐かしかった。


関東の田舎の、黒いローム層の土の上で暮らしていると、
はんなりとした柔らかな関西弁が優しく麗しく聞こえる。
僕は、女性の口から出る関西弁が好きだ。


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「 いや〜ん、な〜にすんの〜ん。 」
って、
それは高校時代、
僕がクラスメートの女子たちから一番多く贈られた言葉だ。
暮れなずむ町の、光と影の中で、毎日のように贈られた言葉だ。
「 いや〜ん、な〜にすんの〜ん。 」


可愛い女子が言う関西弁の、
「 いや〜ん、な〜にすんの〜ん。 」が、
僕はたまらなく好きであった・・・。


イイじゃんか、イイじゃんか、ほ〜れほれっ!
「 いや〜ん、な〜にすんの〜ん、キャッキャ! 」
イイじゃんか、イイじゃんか、ほ〜れほれっ!
「 いや〜ん、な〜にすんの〜ん、キャッキャ! 」


振り返り思い出してみるとですな、
今、50を越えた僕が同じ事を女子高生にしたら捕まっちゃうでしょうな。


オトナでそれが許されるのは、鶴光師匠だけよ、きっと。
「 奥しゃ〜ん、
 エエか?エエか?エエのんか? 」って、な。


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チャウチャウ?
チャウチャウ チャ〜ウン チャウ?