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ポカポカとして、穏やかな土曜日。
湧水から少し下った小川でジャブジャブと、
ザリガニ採りをしている親子を見掛けた。

うんうん、
これもまた懐かしい光景だな〜って思う、
いいないいな、楽しそうで羨ましいな。

人目もあるからさ、
五十路のオジサンが一人でザリガニ採りをするのははばかられるワケよ、
僕がこの人生に於いて次にザリガニ採りに興じるのは、なあ、
たぶん孫が出来てその孫が3歳ぐらいになってからだろうな。
網とバケツを持って一緒に出掛けたいよ・・・。

水ぬるみ春は盛り・・・。
こんな近くでザリガニ採りをする親子の楽しそうな姿を見られるなんてさ、
田舎もなかなかシアワセじゃないか。
東久留米は良い町よ。

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息子が5歳ぐらいだった頃だ。
ザリガニの採り方を教えてくれと言うので、
僕らは氷川神社近くの小川まで行った。

水中の土手を触ると、
ポコポコ穴が開いている場所がある。
そこに僕は手を入れる。
イテテテテ〜ッとなるのだが、
手をそこから抜くとホレホレ、
指先に大きなアメリカザリガニがぶら下がっている。

そのザリガニをバケツに入れて、
ザリガニは、こうやって採るんだと言い、
オマエもやってみろと息子を促すと、
息子は首を振りながら後ずさりして、
教えてほしい採り方とは違う！と言ったのだった。
つい昨日の事のようだ・・・。

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冬眠から覚めたばかりのザリガニは、
サキイカ少しでよ〜く釣れます。

指で釣ると痛いのでマネしちゃダメよ。