宝くじを買った。
宝くじといってもな、
僕が買う宝くじは数字を6個選ぶヤツよ。
しかも自分で選ぶのではなく、機械にお任せのクイックピックだ。
200円です。


この200円という額は、
昔ならワンカップの日本酒や小さなペットボトルの焼酎25度を買っていた額とほぼ同じだ。
酔う事と、夢を見る事の違いはあるが、
もしかすると宝くじを買う行為は、お酒を飲むのと同じ感覚なのじゃないかと思い、
それを確かめたくて普段は買わない宝くじを買ったのだ。


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「 当たります様に・・・。 」って、な、
宝くじ売り場のオバサ・・・、おっと失礼、お姉さん(おそらく同世代)が言ってくれたので感激した。
見ず知らずのオジサンにな、それも200円を払っただけのオジサンにな、
「 当たります様に・・・。 」だなんて言ってくれる優しさが嬉しいぢゃないか・・・。


当たったらデートしましょう!と僕が言うと、
「 はい、喜んで。 」って、ニッコリ笑ってもくれた。
昔は、相当モテたに違いあるまいお姉さんであった・・・。


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宝くじロト6・・・、
当たったらどうしようか?同志よ。


サップやらシマさんにメシを奢ろう・・・。


当たってもな、もう50代だとな、
それ位しか使い道は思い浮かばないぞ・・・。


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お財布の中に、金運カードと重ねてロト6を入れた。
なんだかね、シアワセな気分になった。