義母が永眠し、その家族葬の際に息子が帰京。

コロナ禍の中、実に半年ぶりの帰京となった。

まだ研修医なのだけれど、たくましい顔つきになっていた。

逆境は若者を成長させるものだな・・・。

 

政府による各種 Go To コロナのキャンペーンはあるが、

地域を守る医療者、とりわけ医師は上京を制限されている。

それは、致し方あるまい・・・。

悲しい出来事による短い時間だけれど再会。

 

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「 父さん、手術の跡を見せくれ。 」との事で見せる・・・。

なかなか順調な治り具合だと言ってもらう・・・。

 

ああ、頼もしいよ、頼もしい・・・。

 

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子供、孫、曾孫の全員が集まり涙した・・・。

義母の遺影は、やさしい笑顔だった・・・。

 

人間は、コロナなんかには負けないだろうな・・・。