■
義母が永眠し、その家族葬の際に息子が帰京。
コロナ禍の中、実に半年ぶりの帰京となった。
まだ研修医なのだけれど、たくましい顔つきになっていた。
逆境は若者を成長させるものだな・・・。
政府による各種 Go To コロナのキャンペーンはあるが、
地域を守る医療者、とりわけ医師は上京を制限されている。
それは、致し方あるまい・・・。
悲しい出来事による短い時間だけれど再会。
・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・
「 父さん、手術の跡を見せくれ。 」との事で見せる・・・。
なかなか順調な治り具合だと言ってもらう・・・。
ああ、頼もしいよ、頼もしい・・・。
・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・
子供、孫、曾孫の全員が集まり涙した・・・。
義母の遺影は、やさしい笑顔だった・・・。
人間は、コロナなんかには負けないだろうな・・・。