赤毛や幾三が近い将来、
これからの幾多の壁を乗り越えて医師免許を取得し、
晴れ晴れ&鼻高々で研修先の病院へ赴いたとする。


その時、ヤツらの前にドド〜ンと立ちはだかり、
ちょびっと生意気になりかけた鼻をバキッ!とヘシ折る役割を担うのが、
いいか?赤毛よ幾三よ、
ウチの母ちゃんのような超ベテランナースの方々だ。
ドド〜ンとしているのは体型だけじゃないんだぜ、
数え切れぬほどの修羅場を乗り越えた経験に裏付けされた心の強さがドド〜ンとしているんだ。


怖いぞ、否、恐いぞ・・・。
稲川淳二さんの怪談よりも数倍恐ろしいのは確かだ。


特に赤毛よ、
トモダチを突然家に泊めるのは我が家は全然オッケー牧場大歓迎だが、
その後、きちんと母さんに礼を言っておくんだぞ。


父ちゃんは厳格な親父になろうと思ったのだが、
父ちゃんのキャラクター上、それは無理だった。


たとえ お天道様や父ちゃんが許しても、
たぶん、母ちゃんが許さないって場面がこれからいろいろあると思う。


だからな、
この先しばらくは母ちゃんに礼節を尽くせ。
それに慣れておけ。
必ず将来、その礼節の積み重ねが役に立つ・・・。


かもよ。