姪のアミが婚約者を伴い遊びに来た。
結婚式場を決めての帰途、我が家に寄ってくれたのだ。


アミが小さかった頃からの約束があり、
結婚する時の指輪は叔父である僕が造る事になっているからであった。


お相手のナオくんは、なかなかの好青年だ。
好青年だけに、式場は好青年キン会館じゃないか?なんちゃって、と聞いたら違い、
両親である義兄夫婦と同じ式場の、しかも同じ日にちだと言うので素晴らしいなと思った。
ロッカーである横山剣さん風に言うと、イ〜ネ!だな。


僕ら夫婦が結婚式を挙げた式場なんてな、現在はドンキホーテになっちゃっているんだもんね、
それを考えればうらやまCぞ・・・。


それにしてもな〜、
時の流れは早いものだな・・・。
な〜んて思いつつ、若い二人の門出を祝おう・・・。


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むかしむかし、
僕も結婚前に、
カミさんの親戚へ挨拶に行った時にはキンチョ〜したものだ。
そんな頃の事を思い出す。


当時のオジさんやオバさんは、
その後お爺さん&お婆さんになり、
存命の人も次第に少なくなって寂しいなと感じていたのだけれど、
姪っ子が婚約者を連れてくる世代になったって事はだな、
僕らがあの当時のオジさんやオバさんの立場になっているって事なのだね・・・。


順ぐり順ぐり、
シアワセも順ぐり・・・。


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花嫁の父として号泣する義兄の顔を見るのが今から楽しみだ。