軽井沢、万平ホテルで僕は、

今日もジョン・レノンのピアノを見る。

ジョン・レノンに話したい事なら、今年もまた幾つもある。

 

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北方領土を取り戻すためには、戦争をするしかないんじゃないですか? 」って、

僕らよりもずっとずっと若い政治屋が発言して問題になっているのだけれど、

この状況こそ僕がずっと恐れていた事だ。

ああ、本当に恐ろしいよ、

酒を飲んだ上での発言ってさ、ソレはソイツの心の中の本音なのだから。

 

戦争を知らない子供たちという歌すら知らない世代が政治屋となり、

さらに自分よりも年下世代の若者を戦場へ送るビジョンを持っている事が露見した。

怖いよ、怖い、本当に恐ろしいよ。

 

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拝啓、ジョン・レノン・・・、

あなたが好きだと言ってくれた僕らの国は、

再び戦争を仕掛ける国へと一歩進んでしまったのではないでしょうか?

 

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僕は残りの人生を、

護憲と反戦反核に捧げる者だ。