西ブロック大会の準決勝、小平ポニーズVS清瀬ポニーズの闘いは、
3時間にも及ぶ凄まじい内容の試合になった・・・。


炎天下、
いくつものいくつもの夏が輝やいた一日。
それぞれのチームの選手たちが持つ夢の蕾が大きく膨らむ様子は、感動・・・。
申し訳ないのだけれど、そう、感動という言葉を持ってでしか、僕は表現出来ない・・・。
炎天下、
ドキドキとワクワクとハラハラ・・・。
野球の神様の息吹・・・。


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小平ポニーズの2年生捕手、
そうだよ、コウタくんの著しい成長ぶりに感激・・・。
とても賢い選手なんだ・・・。
そして、努力を続けている・・・。


コウタくん、がんばれがんばれ!
僕は、君のような野球少年に出会えてシアワセだった・・・。


みんなみんな夢の蕾・・・。
たくさんの汗と、たくさんの涙・・・。
野球ってね、きっと、僕らが思うよりもずっとずっと、
尊いんだ・・・。


炎天下、
すべての野球少年の想いは、熱・・・。
その熱さこそ夏・・・。


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小さなポニーリーグ・・・。


でもね、こうして何度も何度も会える・・・。


何度も何度も試合をする事が出来る・・・。


それぞれのチームの選手たちが成長する軌跡をね、追う事が出来る・・・。


ポニーリーグは小さい・・・。


だが、ポニーリーグは深い・・・。


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中学生の今、
いいかい?
スゴイ野球少年だなんて呼ばれる必要は無い・・・。


ただ、良い野球少年で在り続けておくれ・・・。


それが大事・・・。
一番大事なことだ・・・。


もしも僕の日記をね、中学生の野球少年が読んでいてくれるのなら・・・、
そうだよ、僕は何回だって言ってあげる・・・。
スゴイ野球少年だなんて呼ばれる必要は無い・・・。
全く無い・・・。
ナッシングだ・・・、ベイベ・・・。


ただ、良い野球少年でいておくれ・・・。


いいんだよ、僕は君が好きだ・・・。
君の涙と汗が僕は好きだ・・・。


アセラズ・オコラズ・イバラズ・クサラズ・マケズ・・・。
胸を張れ!
誇り高く君らしく。
夢を見よう、夢を見よう、終わりのない夢を見よう・・・。


そうだよ、カキーン!さ・・・。


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君がいる・・・。


君がいるって、それは、どんなにか素晴らしい事かを考えてみよう・・・・。


あのね、


「夢にときめけ!
 明日に輝け!
 by、川藤先生・・・。」


あのドラマに出てくるセリフは、ね、真実だ・・・。


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良い野球少年・・・。