行きはヨイヨイ帰りは恐い。
現在地を携帯電話にてカミさんに告げたところ、
「・・・開いた口が塞がりません。」と言われ、
ごめんなさいと謝る。
こんな頭でよければ何度でも僕は下げよう・・・。
ごめんなさいのサイだ。
でも、どうやって帰ればいいでしょう?と尋ねると、
「・・・高速道路で帰って来なさい。」と言われとりあえずホッとする。
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昔、そう、
僕が小学校2年生の時の事である。
小学校から下校後、
暗くなるまでに自転車でどこまで遠くへ行けるのかなと思い、実行した経験がある。
現在の内山グラウンド近くの道から川越街道を越えて、
新座の大和田を抜けてひたすら志木方向へ走った。
志木の消防署前を通り、いろは橋(志木市役所近く)あたりでとっぷりと日が暮れた。
どこまで遠くへ行けるだろう?が目的であったために、な、
帰り道の事まで考えが及ばなかったのであった・・・。
幸いにしてその界隈の親切な農家のお兄さんの軽トラックで清瀬まで戻れたのだけれど、
帰途の高速道路はその時の感覚と似ていた・・・。
苦労して遠くまで行ったわりにはアッサリと早く帰れた・・・。
小さな車で下道150キロメートルは4時間だったが、
空いている高速道路だとアッと言う間の1時間半なり。
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帰宅後の詳細を書く事は差し控えたい。
ただ、これだけは言える。
日本中探したってなあ、
こんな理由で怒られている45歳の男は僕だけだろうよ・・・。