昨年の大会の覇者、S医大を下して息子たちは二回戦も勝った。

ああ、学生野球ってイイものだな~と、炎天下にオヤジは思う。

 

負けたチームの選手は泣いているよ。

ああ、こんなオヤジもその姿を見てグッと胸が詰まるよ。

 

相手チームの6年生の中に息子は親友がいて、

肩を組んで写真を撮っていた。

一生の思い出を共有する仲間はたとえ対戦相手であっても財産だ・・・。

 

深呼吸をする。

野球の風を僕は久しぶりに思い切り吸った・・・。

 

この大会が終わるまで、僕は野球少年を息子に持つオヤジだ。

 

最後の最後の最後に、また息子を肩車をしてやろうと決めた・・・。

 

カキーン!だ。