合宿ていさつ紀行。

合宿の様子を偵察に行く・・・。
「親」という字の意味を改めて考えるとな、そうそう、そうなんだよ、
「木」の上に「立ち」ながら「見る」って事なんだよな・・・。
木によじ登り双眼鏡を覗く位がきっと、ね、ちょうど良い距離なのかもしれない・・・。
近過ぎると見つかってしまうし、
遠過ぎると不審者みたいに思われてしまうし、
これがなかなか難しい・・・。


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野球部のグラウンドにある「木」を想う・・・。
球児たちを見守り続けた「木」を想う・・・。
僕は「木」を、想いを込めて想う事にする・・・。


想いを込めて想う事を思うんだよ、それが「親」という字の本当の意味じゃないだろうかと。


グラウンドに立つ「木」よ。
球児たちを見守る優しい「木」よ・・・。


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早いものだ。今日から11月・・・。
あの「木」の葉も、秋の装い・・・。


M高校との練習試合が行われていた。
僕は、親父の仲間、Yさんと合流する。
相変わらずYさんは熱心に全ての試合を追い続けている・・・。
その人柄や、親父としての心の暖かさは特筆に値する・・・。


みんなみんなカキーン!な心を大切に持っているんだ。


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M高校の球児よ!
息子たち野球部の球児よ!
グラウンドを駆けるたくさんの卵たちよ!
たまごっちたちよ!


もがけもがけ!
あがけあがけ!


いつか未来に、な、きっと振り返る今日がある。
もがいた今日が、
あがいた今日が、
財産なのだと思える明日が来る。


がんばりなさいよ!


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僕は、おにぎりを食べる。
鮭と、明太子だ・・・。


グラウンドで食べるおにぎりは美味しい・・・。


わっはっは!
明後日も来よう・・・。


鮭と、明太子と、あとは昆布と、シーチキンマヨがいいかな・・・。
おにぎり・・・。