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朝からずっとずっと、
仕事をしながら聴いているラジオのニュースで僕は、
案の定、母校の名前を耳にする・・・。
「上級生が下級生に暴力を振るい、
怪我を負わせたとして、
名門、××高校は夏の県大会出場を辞退しました。」
とってもとっても悲しい気持ちでいっぱいだ・・・。
特になあ、3年生部員たちは息子と同い年なのだもの、
息子と同い年の母校野球部員たちの活躍を応援し続けていた僕にとって、
こんなにも辛い事はないよ・・・。
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世の全てに於いて、暴力は卑劣の最たるものである。
スポーツの世界に於いてなお、暴力は最たる憎むべきものである。
せっかくの徳を持ち、
我が母校野球部に進んだ彼らだったのだけれど、
結局はこうだ・・・。
強さを追い求めるだけの野球の日々は、ね、
いつしか徳を減らすだけのものだったのではないか?
大いに示唆に富む話である。
だが、僕にとってみれば、ね、
それは、決して他山の石とは呼べない・・・。