今でも思い出すと笑ってしまう。
うれしい事よりも楽しい事の方がずっとずっと笑っていられる思い出になるのだとつくづく思う。


その場面が、コレ。

小学校1年生だった息子の人生初打席だ。
小山ドラゴンズCチームの、4年生の先輩たちに混ざってな、
いつもはボールを拾ったりベンチで道具を揃えたりが任務だった息子に、
大差で既にゲームの勝敗が決した場面で出番が訪れたのだった・・・。


僕は、コレを、3塁コーチャーとして見ていた。


この姿勢のまま息子は、微動だにしなかったんだぞ。
目が点になったまま、ピクリとも動かなかったんだぞ。
電池が切れちゃったみたいに固まってな、三球三振だ。


投手だった相手チームの4年生のお兄さんよ、
本当に上手に投げてくれてありがとう!って僕は思ったぞ。
ぶつけないように投げてくれてサンキュ〜!ってな。
いわゆるひとつのサンキュ〜三振ってヤツさ。


そのお兄さんも今は、24歳になっているのか!


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時は流れ、2014年。
今日も日本全国の子供たちの野球の場面でよ、
楽しい事がたくさん起きますようにって願う・・・。


いつか楽しい出来事は思い出になり、
人生を豊かにしてくれる・・・。