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小さな子供たちの夏休みが始まる。
イイね、イイね、夏休みってやっぱりイイね・・・。

プールバッグを持った小学生たちが学校へ向かって歩いている。
今年は暑いからな〜、学校のプールはサイコ〜だよね・・・。
イイな、イイな、夏休み中の日本の小学生ってさ、
現時点に於いて人類の中では一番シアワセなんじゃないだろうかとオジサンは思う。

お〜い、
楽しんでおいでよ、プール、学校のプール。

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僕も小学生だった頃は、夏休みの学校のプールが大好きだった。
僕が通っていた清瀬五小（現・清明小）は、プールのある位置がサイコ〜なのよ。
団地の緑地帯の大きな木々が近くにあって、セミの声が大きく大きく聴こえていた。
水に潜った時の静けさと、顔を水から出した途端に聴こえる大きなセミの声は、
水しぶきのキラキラ感と共にな、楽しい子供時代の良き思い出となっている・・・。

お〜い、
楽しんでおいでよ、プール、学校のプール。

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五十路になった今だからこそ、カミングアウト出来る事があります。

僕は小学四年生まで、実はプールの中でオシッコをしていました。
それが普通だと思っていました。

プールに隣接する更衣室の一番奥にトイレがある事を知ったのは、
実に小学五年生になってからです。
「 先生、おトイレに行って来てもいいですか？ 」って、ね、
プールの授業中にSくんが先生に尋ねたのを不思議に思い、
「 オレも。 」とそれから次々に先生に聞く同級生たちの様子から全てを察しました。
ああ、プールでオシッコをしてもいいのは四年生までなのだと・・・。

これを読んでいる51歳オヤジの仲間のみなさんよ、
ああ、オレもそうだったよな〜って、深く頷いてくれるでしょ？

プハッと水面に顔を出し、
ちょびっとプルプルして、
ホッとした表情を浮かべている小学四年生以下の男子は、
間違いなく、その時、用を済ませています・・・。

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お〜い、
楽しんでおいでよ、プール、学校のプール。

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プルプルッとしてホッ。

夏の思い出。