横浜で自死した15歳の少年は、
飛び降りるその直前に父親に電話を掛けていたのだと聞く。
今までありがとう・・・って。


オマエは今、どこにいるんだ!と、
その電話を受けた時の父親の心に想いを馳せると苦しいな。
胸が潰れて、そして踏みにじられるように痛いな。


生きたくて生きたくて病気と闘う子供たちがいる一方で、
健康な身体を神さまから借りているのにわざわざ自ら命を絶つ子供たちがいるのは何故だ?
悲しくて悲しくて、痛いな・・・。


逃げる場所を作ってあげるべきだ。
そこへ逃げる事を躊躇するその背中をあたたかく押してあげるべきだ。
そしてそこへ逃げる事は決して逃げている事ではなく、
実は闘っている事なのだと教えてあげるべきなのだ。


人間は誰だってな、シアワセになるために生まれてきたんだ!
それをもっともっと、もっともっと大きな声で主張していい。
僕は、そう思う・・・。


・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・


君が生まれた日、
君のお父さんやお母さんはシアワセを感じて嬉しそうに笑っていました。


その時の君は、オギャ〜とただ泣いていたのだけれど、
その日のお父さんやお母さんの笑顔に、
大きくなったら笑顔で応えなければならないといった本当の宿題を与えられました。
それは、神さまから与えられた宿題です。


君が生まれた日、
君のお父さんやお母さんはシアワセを感じて嬉しそうに笑っていました。
とても優しくて、素敵な笑顔でした。
君は覚えてはいないだろうけれど・・・。


どうしようもなく辛くて死んでしまいたくなった時には、
君が生まれたあの日の、
君のお父さんやお母さんの笑顔を想像してほしいのです。


君がもしもそうして自ら命を絶って死んでしまった時の、
君のお父さんやお母さんの泣いている顔を想像してほしいのです。


・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・


君がもしも自ら命を絶って死んでしまったら、
そんな話を聞いてしまったら、
君の事を知らないこんなオジサンでさえも泣いてしまうのです。


人間は誰もが、シアワセになるために生まれてきました。


それだけはどうか忘れないでいてくれよな・・・。