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コイツ、調子よい男だなぁ・・・。
まったくな、嫌な奴だなぁ・・・。
って、
感じながらも普通に付き合ってきたオヤジの仲間がいるのだが、
先日、偶然にも町の中で会ったところ、案の定なツラになっていた・・・。
カッチョロクねえな、カッチョロクない・・・。
五十路になると生き方がオーラのように身体から出るので要注意だな・・・。
「 現在のアナタを見て驚いた顔をしていたね。 」と、カミさんが言った。
間違いなく彼は僕の事をずっと、要領の悪いヤツだと思っていただろうよ。
おう、要領の悪いオトコで結構。
要領が悪くても貫けばこそ辿り着けた今を僕は生きている。
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僕は、胸を張っている。
毎日胸を張って歩いてる。
上でもなく下でもなく、
右でもなく左でもなく、
ただ前を向いて胸を張って歩いてる。
醜悪なオトコにはなりたくないな・・・。