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仕事があり、働ける。
ありがたいありがたい・・・。
なんてありがたい事なのだろうと噛みしめる・・・。
ありがたいありがたい・・・。
僕は、僕の仕事で一人でも多くの人をシアワセにしたい。
そうした想いを寄せながら毎日働いている。
否、働かせて頂いている。
ありがたいありがたい・・・。
なんてシアワセな人生だと思う・・・。
高卒ですよ、高卒で職人。
高卒の職人なのだけれど、僕の人生は満たされているよ。
大学へ行きたくなかったか?と尋ねられれば答えに困るけれど、
今現在がこんなにもシアワセなのだからこれでイイのだ。
だからさ、
せっかく大学を出たアナタが仕事の不満を口にしていたり、
ぶっきらぼうに日々を生きてる姿を見せられると ちょびっと腹が立つ。
大学で何を学んだんだい?
それをどうして仕事で活かしていないんだい?
もったいないなとアナタを見て思うんだよ。
同じ五十路のオジサンとして・・・。
え?
生活費がタランティーノって?
ならば、
タリル・ホールとジョン・オーツになってだな、
足りる分で暮らせばイイんだよ、簡単な事さ。
足るを知ると樽の中にだってシアワセはあるんだよ。
大学ではシアワセの探し方は教えてもらえなかったのかい?
シアワセを探す練習は50代になってからでも間に合う。
かもよ。
・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・
久しぶりに会った幼馴染から、愚痴をさんざん聞かされた。
一日に一つ小さなシアワセを見つけて味わって、なあ、
それを積み重ねて生きているとアラ不思議、
気付けばとてもシアワセな人生に僕はなったぞと言いたかったけれどヤメた。
それは自分自身で見つけるべき答えだろうと思ったので・・・。
幼かった頃のようには話せない・・・。
僕は話したいのだけれど聞いてはもらえないだろう・・・。
残念寝太郎・・・。