いつも混んでいた洋食屋さんの前を通る。

安くて美味しくてボリュームもあって、ね、僕はよく息子と食べに来たものだ・・・。

店内にはもう椅子もテーブルも無くて、ただテイクアウトのみの営業となっていた・・・。

 

なんだか悔しくて悲しくて泣きそうになるのだけれど泣いてはダメだ。

って、僕は自分に言い聞かせる。

 

飲食業も辛いだろうが、僕の業界も辛いぜ・・・。

アパレル関連の人と比べれば幾らかはマシかもしれないけれど、惨憺たる状況よ・・・。

もしも子育て中にこの状況に直面したとしたら、僕は草刈り真っ青になっていたはずだ・・・。

 

日々刻刻、市中の経済は厳しさを増している。

 

・一律10万円の定額(低額)給付金の申請書も届かない。

・持続化給付金も申請後、何の音沙汰もない。

わっはっは、それどころか2枚のクソ布マスクさえ届かないぞ・・・。

 

もう今月も半ばを過ぎ、月末が来ちゃうぞ・・・。

今月末もリンダ困っちゃうぞ・・・。

 

え?

他人事ですって?

 

正社員として勤めているから安心?

公務員だから安心?

ロリエだから多い日も安心?

 

あのね、いつまでそう思っていられると思う?

 

事態は、時代は、凄まじい事になるぞ、間違いなく・・・。

僕の2本のシュッと伸びた触角は既に危険を察知している・・・。

察知だぞ、サッチ~だ・・・。

 

・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・

 

ソレデモ生キ抜カナケレバナラナイノヨ・・・。

 

今マデモ僕ハコウシテ生キテキタノダヨ・・・。

 

人ソレゾレノ生命力ガ試サレル・・・。