ようやくオフクロを迎えに行き、孫と合わせる事が出来た。

なにしろ後期高齢者だからね、僕が恐れていたのはコロナだ。

新生児や後期高齢者、どちらもコロナには弱いでしょうが・・・。

 

オフクロは嬉しそうに曾孫を抱っこしていた・・・。

ああ、もっと早く合わせてあげればよかったな~と思った・・・。

 

送って行く車中で、オフクロは何度も僕にありがとうと言った。

子や孫も可愛いものだが、更に曾孫は輪をかけて可愛いものなのだそうだ・・・。

 

・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・

 

夕刻・・・。

ベビーベッドの上で孫はスヤスヤと寝ている。

グーにした両手は顔の左右にある・・・。

わっはっは、

両手を伸ばしても孫は自分の頭頂部を触れまい・・・。

可愛いでチュね~・・・。

 

僕がシゲシゲと見つめていると、孫はむずかり始めた。

泣きそうな顔になり、グニュグニュ動きだしている・・・。

いかん、抱っこしてあげなきゃ・・・。

 

僕の腕の中で、孫は本格的に泣こうといった態勢に入った。

その瞬間にジイジですよ~と声を掛ける・・・。

孫は目を開けて僕を確認し、ニッと笑った・・・。

そして再びスヤスヤと眠り始めた・・・。

超・可愛いでチュね~・・・。

 

よしよし、子守歌を唄ってやろう・・・。

 

♪ ね~むれ~ ね~むれ~ ジイジの胸~で~ ♪