■
ようやくオフクロを迎えに行き、孫と合わせる事が出来た。
なにしろ後期高齢者だからね、僕が恐れていたのはコロナだ。
新生児や後期高齢者、どちらもコロナには弱いでしょうが・・・。
オフクロは嬉しそうに曾孫を抱っこしていた・・・。
ああ、もっと早く合わせてあげればよかったな~と思った・・・。
送って行く車中で、オフクロは何度も僕にありがとうと言った。
子や孫も可愛いものだが、更に曾孫は輪をかけて可愛いものなのだそうだ・・・。
・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・
夕刻・・・。
ベビーベッドの上で孫はスヤスヤと寝ている。
グーにした両手は顔の左右にある・・・。
わっはっは、
両手を伸ばしても孫は自分の頭頂部を触れまい・・・。
可愛いでチュね~・・・。
僕がシゲシゲと見つめていると、孫はむずかり始めた。
泣きそうな顔になり、グニュグニュ動きだしている・・・。
いかん、抱っこしてあげなきゃ・・・。
僕の腕の中で、孫は本格的に泣こうといった態勢に入った。
その瞬間にジイジですよ~と声を掛ける・・・。
孫は目を開けて僕を確認し、ニッと笑った・・・。
そして再びスヤスヤと眠り始めた・・・。
超・可愛いでチュね~・・・。
よしよし、子守歌を唄ってやろう・・・。
♪ ね~むれ~ ね~むれ~ ジイジの胸~で~ ♪