ハヤトの親父式バッティングマシーン

hayatonooyaji2005-01-13

母さんが夜なべをして編んでくれたのは手袋だ。
父さんが夜なべをして作ったのはこれ。(写真参照)
バッティング練習用のマシーンだ。釣竿を見ていて思いついた。素振りをする時にミートポイントにC球があったらいいのではないかと思っていた。棒に紐でボールをくっつけて垂らす。ワシが棒を持っていたら360度、どの角度からも息子のスィングを見ることが出来る。(ただし、見たってよくわからんのだが)
構想一晩、ワシは製作に着手した。M社の開発陣のようだ。なんちゃって。
まずは棒だ。ある程度の長さと強度が必要だった。赤樫の木刀を使おうかと思ったが重いのでヤメた。なにしろ素振りの間中持っているのは大変だ。
結局、竹刀にした。市内で使うにはちょうどいい?
ボールと紐の接続にも工夫した。愛情を込めて快心の作品が出来た。
すごいなー。ワシって親父は。少年野球界のエジソンと呼ばれてしまうぞ。

ボールのぶらさがった竹刀を持って息子の横に立つ。
息子はバットを構える。
「ポイントはここだぞ。」一瞬の静寂と緊張。
「打て!」息子はフルスィング。ジャストミート。

竹刀を中心に紐付きボールは弧を描いて・・・ワシの後頭部を直撃。痛い!
スローモーションで見えたとカミさんが爆笑した。

現在、改良に着手していることは言うまでもない。
ただ当分このマシーンは使用しないっ!(竹刀!なんちゃって)
とほほ。