プールだぜ

お見事っ!夏の陽射し。
空気そのものがね、ガラスのような質感を持ってキラキラ輝いている。
真夏の空気のきらめき。かき氷のようだ。
かき氷が食べたいなぁ。頭痛がするくらい強烈に冷たい奴を・・・。
空気を食う気?なんちゃって。・・おっ!朝からワシは快調だ!
夏を楽しもう!


ハヤトも充分夏を満喫。うんうん。小学生はこれでいいのだ。
朝からドラの仲間達とスポーツセンターのプールへ、おにぎり持参で出掛けて行った。
一度こんな事があった。彼らがスポーツセンターに到着すると休館日だった。
その時彼らがどんな行動をとったかと言うと・・・・・・
その足で川に行って泳いでいたのである。
本当に君たちは東京っ子?
帰宅後こってり絞られた彼ら・・・。それ以降同じミスはない。
見事!野球で培った知恵を活かしている・・・・・?


友達と自転車に乗ってプール。
いいよなぁ。一番楽しい時期だね。6年生!
無我夢中で泳いでおいで。
大人になってからもずっと忘れない思い出を作るのは今なんだ。
子供時代を楽しめ!思いっきり!


まさしく「少年時代」である。
ワシらは見る事が出来なくなってしまった風景を、
今、子供たちは見ているのである。


6年生の頃のワシもプールが大好きだった。
学校のプールも市民プールもね。
ダブルヘッダーも平気だった。
水着が乾く間もなく・・・・・・。


市民プールの帰り道、アイスキャンディーを買って食べていた。
セミの声、友達の顔。夏のキラキラした空気。
すべてハッキリ思い出せるんだ。


ワシにはこんな思い出もある。
最初っからね、水着を履いて出掛けると、
着替えのパンツを家に忘れてしまう事が多かった。
直接ズボンを履く時の情けなさったらなかったニャー。
誰にでもそんな経験はあるだろう。
うんうん。隠さなくってもいいんだよ。
チャックに挟んじゃったり、な。
うんうん。いいんだよ。黙っていてあげよう。ドンマイ!


しーっ!
お口にチャックだぜ!
チャックベリーさ。