立川ポニーVS清瀬ポニー・フェニックス
僕は、野球小僧たちをスゴイと思う・・・。
逢うたびに成長している子供たちを偉大だと思う・・・。
あの子もね、この子もね、みんなスゴイと思う・・・。
そうだよ、スゴクない子供なんていない・・・。
僕から見ればね・・・。
長いようで短い・・・。
短いようで長い・・・。
そんな中学野球の日々の事を、最近とても考えている。
でもね、この輝くような日々は、かけがえのない時間は、
必ず君たちの財産になるはずだ・・・。
苦しい事もあるだろう・・・。
悲しい事もあるだろう・・・。
悔しい事も、腹の立つ事だってあるかもしれない・・・。
だが、君たちはな、それらを乗り越える強さを学んでいるところ・・・。
秀でてもいない。
けれど劣ってもいない。
僕の目の前にはね、ただ野球に魅せられた君たちがいるだけだ。
僕は君たちが大好きだ・・・。
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長いようで短い・・・。
とても寂しい事なのだけれど・・・。
ヨウタくん、マサシくん、
サトルくん、アキラくん・・・。
フェニックスで共に戦う素晴らしい先輩たちだ・・・。
彼らと一緒に戦える残り少ない日々を想う時、僕はね、野球の神様に祈らずにいられない。
野球の神よ、
今年のフェニックスも、大切な宝物のような気持ちが学べるチームになれますように・・・。
野球の神よ、
昨年のフェニックスにいた3年生たちの姿を、僕は誇りに思っている・・・。
一生忘れる事なんて出来ないだろうな、って僕は思っている・・・。
日本選手権に敗退したあの日・・・、
共に戦った後輩たちに向けて、「ありがとう。」と言った彼らの心を誇らしく思うんだ・・・。
しっかりと中学時代の野球を学んだ姿をね、僕は誇らしく思うんだ・・・。
14人と4人じゃない。
そうさ、18人だ・・・。
一人として欠けてはならないチームメートなんだ・・・。
一日でも長く、18人で一緒に野球を学ぼう・・・。
がんばれよ!
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今日対戦した立川ポニーもね、
同じ気持ちを持って戦っていました・・・。
大好きな3年生の先輩と一緒に戦える日々を、とても大切にしているチームでした。
がんばれがんばれ!どちらのチームの、どの子もがんばれ!
ネット裏で清瀬のオジサンたちはね、野球少年の輝きに魅せられていました。
その姿は、野球観戦ではなく、すでに野球感染なりか?
立川ポニー。
元気なリッキマンの姿はうれしいし、
ヒジカタくんのマウンドは見たいし、
タカヤナギくんの打席にはワクワクするし・・・。
それからそれから、あの子もこの子も・・・。
清瀬フェニックス。
アキラくんからカトケンへのリレーは感動だったし、
キャプテン・サトルくんのセーフティバントに舌を巻いたし、
みんなみんながんばっていた・・・。
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野球がある。
子供たちの野球がある。
きっとね、チームは違っても、リーグは違っても、
誰もがしっかり成長している。
人として、男として・・・。
そんな姿を身近に見る事が出来た一日だった。
僕はね、それだけでシアワセだった。
わははははっ!
カキーン!