雨・・・。
早々に全ての試合が中止、と、連絡メールが配信される・・・。
そのかわり、座学がある・・・。
僕は、やっぱり、このクラブチームを誇らしく思う・・・。
そうさ、晴耕雨読・・・。
雨の日にだって学べる野球は、ある・・・。ここに、・・・ある。


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とても多くの1年生の親父さんたちも参加しておられた・・・。
僕は、うれしくてうれしくてたまらない気持ちになる・・・。


僕たちは仲間。
かけがえのない仲間。
野球が好きな息子たちが逢わせてくれた、大切な仲間・・・。


僕らの息子たちは、みんな夢を持ってる・・・。
いいでしょ?そう、とっても大きな夢を持ってる・・・。
どうやら僕たちは、・・・まだまだ息子たちの夢に寄り添っていてもいいみたい・・・。


どうか御自分の息子さんと一緒に、
野球の空気を深呼吸して下さい・・・。
カキーン!の音を聴きながら、たくさんの涙を流して下さい・・・。


ポニーリーグではね、それを許してもらえるみたいです・・・。
野球ってね、とても楽しくて心を弾ませてくれるもの・・・。


僕ら親父たちは笑顔で、
こんなにも素晴らしい野球少年たちと共にいましょう・・・。
一緒にいましょう・・・。


ただただ優しい野球の風が吹くグラウンドにいましょう・・・。
一緒にいましょう・・・。


わっはっは!
カキーン!


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「スポーツマンって何?
スポーツマンって言葉が持つ本当の意味って何だと思う?」
八景監督が子供たちに問いかける・・・。


「他者を尊重出来る心を大切にしている人の事なんだよ・・・。」
そして子供たちに語りかける・・・。


いいでしょ?
僕らの息子たちはね、ここで野球を学ぶ・・・。
こんな環境で野球を学んでいる・・・。


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カキーン!ってさ、僕は、その音が大好き・・・。


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野球はね、楽しいものだ・・・。
少年たちの野球ならね、それは、なおさら楽しいものだ・・・。


そうであってほしい・・・。
ずっとずっと僕は、それを願っていた・・・。


身体が小さい子だってね・・・いる・・・。


でもね、それは、決して劣っているなんて事ではないんだよ・・・。


ずっとずっと、今まで君は、自分は劣っているって思っていたかい?
でもね、胸を張れ!
僕は野球が大好きなんだ!って、胸を張ってごらん・・・。


小さくたって野球が大好きなら、
君はね、きっと素晴らしい野球少年だ・・・。


僕は、そんな子ががんばって試合に出てね、ヒットを打ったなんて聞くと、
心の中が熱くなって熱くなって、・・・涙が出そうになる・・・。


がんばったね・・・。
がんばったね・・・。


野球の神様はきっとね、君ががんばっている姿を見てくれていたよ・・・。


野球ってね、きっときっと、心豊かで楽しいものだ・・・。


それを信じてる・・・。
僕は、それをずっと信じてる・・・。


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カキーン!
その音を僕は、ずっとずっと信じている・・・。


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野球って楽しいんだ・・・。
みんなで楽しめるものなんだ・・・。


僕は、ただ一人のね、野球少年を持つ父親だ・・・。
それだけの存在でござる。
何の力も持っておらぬ・・・。
ごめんネ!でござる・・・。


でも、子供たちの野球が心豊かなものであってくれるのなら・・・。
否、
心豊かなものに変貌を遂げようとしているのであるなら・・・、
どんな労すら厭わぬと思える者である・・・。


だからこそ願う。
声を出して願う・・・。


野球よ、子供たちの前で、心豊かであり続けておくれ・・・と。


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日本でポニーリーグの火を灯した人よ・・・。


僕はいつも、一度だけ会ったあなたの瞳を想う・・・。


いつまでも野球の好きな少年たちの傍にいてほしいと願う・・・。


僕も、ずっと言い続けたいと思う・・・。


野球よ、豊かなるものであれ!と・・・。


野球の主人公は少年たちである。と・・・。


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野球ってね、楽しいもの・・・。


みんなの心を結んでくれるもの・・・。


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雨・・・。


でもね、晴耕雨読・・・。


きっとそれでも学ぶべき野球あり・・・。