父親17年生。

我が愛娘、17歳の誕生日・・・。
うむ、セブンティーンだ・・・。


シンシアこと、南沙織さんが唄っていた「17歳」の歌詞を想うと僕は、
ハラハラ・ドキドキと、切なく、そして悔しいのである・・・。
心配で心配でたまらないのである・・・。
不安で不安でず〜っとず〜っとうろたえっぱなしだ。


何かあったら泣いちゃうぞ・・・。
本当にパパは泣いちゃうんだぞ・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


17年前の今日、
産院は正月の人手不足で、
急に僕は出産に立ち会う羽目になった・・・。


カミさんの手を握り、僕は叫んだ・・・。


ヒーヒーフー!
ヒーヒーフー!


僕は汗ぐっしょりになり、そして貧血を起こした。


薄れ行く意識の中で僕は、娘の産声を聞いた・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


娘よ、
17歳、青春真っ只中の娘よ、


父親とは弱いものだ・・・。


やさしくしてネ。