日曜日・・・。
本当にイイ顔で息子は出掛けて行く・・・。
1年生でまだまだ、試合になんて出られないだろうし、
練習試合の運営やらボール磨きやら云々・・・、
そんな日々なのだろうけれど、ね、イイ顔をしてるんだよ・・・。


イイ顔をしているのならば大丈夫・・・。
僕は、本当に息子の高校野球をシアワセに思う・・・。


親父ってさ、不思議だろ?
そう、
イイ顔なのかツライ顔なのか、じっと見れば判断出来るんだぜ・・・。
息子は、ね、イイ顔をしてる・・・。
だから僕は、寂しいんだけれどただ、ドンと構えている事にする・・・。


勝つための野球・・・。
高校野球は、ね、それでいい・・・。
その中にあってもね、学ぶ事はあるんだからね・・・。


がんばれがんばれ・・・。
思春期真っ盛りでさ、あまり口数は多くなくなった息子なのだけれど、イイ・・・。
先輩の名や、共に汗する同級生たちの名を息子の口から聞くたび、
僕は、やはり「東久留米の野球小僧・ハヤトの親父」なのだと再認識しているぜ、ベイベ・・・。


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野球ってさ、やっぱり素晴らしいスポーツなのさ。


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スポーツジャーナリスト、
小林信也さんが上梓された本がある・・・。


とても素晴らしい内容の本だ・・・。


僕と、ほぼ考え方が同じ人なのだと思う・・・。


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そう、中学生までの野球は、ね、
僕がいつも言っているとおりだ。


勝つ事を目標にするのはいい・・・。
だが、勝つ事を目的にするのは間違いだ・・・。


それについても僕は、これからも物申そうと考えている・・・。


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雨の予報の日曜日だった・・・。


でもにゃん、降らなかった・・・。


たくさんのたくさんの子供たちの笑顔がきっと、


野球のグラウンドで輝いていたであろう事を祈り、願い、
そして僕は笑う・・・。


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カキーン!だ。


大切なのはな、カキーン!の心なんだぜ、ベイベ!