いさぎよし。

とってもとっても驚いた・・・。
こんなにもビックリしたのは久しぶりだ・・・。


幼なじみのUくんがスキンヘッドになったんだ・・・。


見事!
いさぎよし。
我が良き友よ・・・。


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しかしビックリした。
かつて、「富士サファリパークの歌」を唄っているのが和田アキ子さんじゃなかったと知った時以上の驚きだった・・・。
そう、
♪ほんとにほんとにほんとにほんとにライオンだぁ〜っ
 ふじっ、サファリパ〜ク〜♪って歌の事さ。
ええっ?知らなかったって?
あの歌声は絶対に和田アキ子さんだろうって?


僕だってね、そう思っていたよ。
でもね、違うんだってさ、和田アキ子さんじゃないんだってさ・・・。


な、驚いたでしょ?
僕は今日、それ位驚いたんだよ・・・。


Uくんのスキンヘッド・・・。


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なかなか似合って格好良かった・・・。


スキンヘッド&ヒゲ&サングラス・・・。


お洒落だったぞ・・・。


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43歳なんだもん、僕たち・・・。
ダジャレは濃くなるんだけど、毛は薄くなるんだもん・・・。
ダジャレと毛は反比例してるんだもん・・・。


それならばいっそバッサリ&ジョリジョリ。
その潔き選択が男らしい・・・。
スカっと爽やかなUくんだ・・・。


同年代の親父たちへのハゲましになるだろう・・・。


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しかしツルツルでスベスベだ・・・。
とっても気持ち良い手触りだ・・・。
ツルツル・スベスベ。
スベスベ・ツルツル。
永遠に撫で撫でしていたい程の気持ち良さだ・・・。


撫で撫で・・・、スベスベ・・・。
ツルツル・・・、撫で撫で・・・。
唇をタコにして吸い付きたくなるような心地良さだ・・・。
撫でながら僕は、ウットリとした・・・。


「おい、いい加減に手を離せ・・・。」


お、おう、スマン・・・。


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腕のいい床屋さんで剃ってもらったそうだ・・・。
絶対に素人が剃っちゃダメなのだそうだ・・・。
血だらけになっちゃうそうだよ・・・。


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Uくん「正直、俺も迷った・・・。
    だが、悔いは無い・・・。
    カツラとかだって真剣に考えたんだ。
    だが、カツラだと困るだろ?」


僕「あ?カツラだと何に困るんだい?友よ。」


Uくん「ふっ、タケコプターで飛ぶ時に危ないだろ。
    カツラだけ飛んで行っちゃったら悲しいだろ・・・。」


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見事なり!我が良き友よ!


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♪リーブにじゅういちっ♪


そう、この歌を唄っているのは和田アキ子さんだ・・・。


♪リーブにじゅういちっ♪


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笑って許して。