ポテトチップスは湖池屋

湖池屋のポテトチップス、「のり塩」を買う。
そのパッケージの裏を読みながら感動する僕だ。

「開けにくい場合はタテ方向に・・・」なんて事は書かれていない・・・。
さすがはポテトチップス界に於ける巨人、湖池屋だと関心する。
袋にも強いこだわりをもっているのだろうな、湖池屋・・・。


並みのスナック菓子メーカーのパッケージなら、
「開けにくい場合はタテ方向に・・・」って書かれている部分に、ね、
湖池屋はこんな一文を載せている・・・。
開封時に切り口で手を切らないようご注意ください。」って・・・。


なんて優しいんだろう、湖池屋
軽くつまんで引っ張っただけで簡単にヨコ方向に開封出来るパッケージに徹してくれていながら且つ、そんな心配りまでしてくれるなんて・・・。


切り口で手を切らないように、ってか?
お、おう、了解しました。
絶対に切り口で手を切りません!って誓っちゃうよ、僕は。
それが湖池屋さんの思いやりに報いるコンシュマーとしての我々の役目なりけり・・・。


湖池屋だ・・・。
ポテトチップスなら湖池屋だ・・・。
子々孫々に僕は伝えたい・・・。


特に「のり塩」だ・・・。
湖池屋の「のり塩」は抜群に美味い・・・。
それは他の追随を決して許さぬ美味さだ・・・。


湖池屋ポテトチップス「のり塩」の表面を見てみて。


なっ、海苔だけじゃないだろ?
赤いちっちゃな粒も混っているだろ?
たぶん、辛子だろうよ。
この辛子がピリっと感を醸し出しているのに違いあるまい・・・。


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1950年代の後半、
創業者の小池和夫青年が釜の前でポテトチップスを揚げているセピア色の写真がパッケージの、な、
件の一文の下に載っているんだ・・・。


「オレは絶対に美味しいポテチを作ってみせるぜ!」って気概が半世紀の時を越えて胸に迫る・・・。


まだ御存命なのだろうか?
この小池和夫氏のお陰で我々は「のり塩」を口に出来るんだ・・・。
一人の男の生き様に感涙を禁じ得ない・・・。


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僕も仕事をがんばらなくっちゃ!って思うよ。
小池和夫青年のように・・・。


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「切り口で手を切らないように注意してくださいね。」って、
この優しい一文は湖池屋創業者、小池和夫氏の声そのものではあるまいか?


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のり塩」を一袋食べると喉が渇く。
そこでペプシNEXを飲む・・・。
シアワセな僕の八つ刻・・・。


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コイケヤのヒトにお願いがある・・・。


パッケージに幌馬車を復活させて頂けないだろうか?


ノリノリの「のり塩」っ!


♪いけいけゴ〜ゴ〜こいけや・ポテトチ〜ップス♪


そのCMも、ね!