「栄光の男」についての考察

長島茂雄さんが引退した時、
サザンの桑田さんは大学1年生だったのだそうだ。
あの「栄光の男」の歌詞に込められた気持ちを僕も想う・・・。


長島茂雄さんが引退した時、
僕はまだ小学2年生だったのだが、
周囲の様々なオジサンたちが泣いているのを見て、
ああ、大人の男だって涙を流しても構わないのだと教えられたような気がする・・・。


当時の大人の男たちの多くは、
長島茂雄さんの姿に己の純粋さを重ねていて、
たくさんのたくさんの夢を見ていたのだろうからね・・・。


燃えて・打って・走って、
時代そのものを背負った男の引き際に、
その時代の大人の男たちが学んだであろう何かを僕は今、知りたい・・・。
「栄光の男」の歌詞に込められた気持ちを・・・。


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銭湯でも、
ちょっとした和食の店でも、
僕は無意識に下足箱の「3」番を探してる事に気付く。


下足箱の「3」番が空いていると嬉しくなっちゃう。
そこに靴を入れちゃう・・・。


47歳、
「3」番や「1」番の下足箱に靴を入れたくなる最後の世代なのだろうな。