とうとう8月も30日である。


あちらこちらで、
一体何人の小中学生たちが泣きながら夏休みの宿題に取り組んでいる事だろう?
わっはっは、
そんな様子を想像すると、気の毒で可哀想だがな、面白いな。
そうさ、それでイイのだ。
まだ30日なのだ、明日もあるのだ。
良かったじゃないか、早めに気付いて。


母ちゃんは叫び、父ちゃんは怒鳴る。
そして本人はシクシクと泣く。
確かにな、ここまで宿題を放ったらかしにしていた本人にも非はあるのだけれど、
この問題は、なぜ夏休みなのに休みじゃなくて宿題が出されるのかという点にある。
一番悪いのは、夏休みに宿題を出そうと考えた最初のヤツである。


タイムマシンがあったらな〜、
過去へ遡ってさ、ソイツを探し出して文句を言ってやりたいと僕は、
49歳になった現在でもそう思っている。


夏休みに宿題を出そうと考えたヤツは誰だっ!
「 フッ、ただ単に40日以上も休ませてたまるもんですか。 」ってな具合で、
その後数多の子供たちを泣かせ続ける大罪の責任者は誰だっ!


でも、たぶん、
誰か一人に辿り着くことは出来ないだろうな・・・。
現在も世の中には様々な問題があるのだけれど、
その責任者は誰だか解らないシステムになっているんだもんね。
どうやらそれが社会の仕組みらしいぞ・・・。


その社会の仕組みの中で生きる賢さを身につけるために、
今、お宅の子供さんはシクシク泣きながら夏休みの宿題をしているのかもしれないね・・・。


ああ無情。


アーム状?
なんちゃって。


・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・


幸いにしてまだ30日だ。
あと1日あるじゃないか・・・。


〜 明日出来る事は今日に回すな 〜


それは僕の座右の銘である。