昨日のこと、
四つ角にある信用金庫の駐車場から銀色の軽自動車が、
僕のいる側である反対車線方向へ出ようとしていた。
ちょうど信号が赤になるところだったので僕は前に詰めずに、
スペースを空けるように減速をして、
手で合図をしてその車にそこへ入るように促した。


信金の駐車場にいつも何台か停めてある営業用の銀色の2ボックス(乗用車タイプ)の軽自動車で、
ネクタイ姿の同年代とおぼしきオジサンが乗っていたのだけれど、
そのオジサンは何の対応も見せずに当然とばかりに僕の前方に入った。


逆の立場だったらいつも僕は、
手を挙げて善意に応えて、
車列に入った後はハザードを点灯させて御礼を伝えるタイプのドライバーだが、
そのオジサンはハザードを点灯させる事もなかった。


それだけならともかく、
あのね、信じられない事に、
ミラー越しに僕へ向かって「 バ〜カ 」と言っていた。


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う〜む、
かなり僕もカチンときたが、まあいいや、許そう。


オジサンよ、
相手が僕で良かったな。
命拾いしたな。



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いろんな人がいるものだ。