1000日にも及ぶ苦行を成し遂げた立派なお坊さんがラジオに出ると知り、
どんな素晴らしい話を伺う事が出来るのだろうと楽しみにしていた。
スゴイぞ、スゴイんだぞ、
その1000日の苦行を成し遂げたのは、なあ、
このお坊さんを含めて1200年間で僅か2名だけなのだそうだよ・・・。


僕なんかだったらたぶん、1日で逃げちゃう。
間違いなくシクシク泣きながら家に帰っちゃうだろうな・・・。


人間はこんな苦行に耐えて立派になれるのだなと、
その大アジャリの人の話を聞きたい、聞かせて頂きたいと、
この大アジャパな僕は本当に楽しみにしていた。


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だが、
この立派なお坊さんに対して言ってしまっては不遜だが、
ものすご〜く罰アタリだと重々承知の上で感じてしまったのだが、


要するにアナタ、
・感謝して生きる事
その1つの心であったのよ・・・。


もしかしたら、
このお坊さんは、すご〜く遠回りをして、
僕らのいるここへ辿り着いた誠実な人なのかもしれないと思った。


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苦行しなくても人は悟れる。
感謝に満ちて生きられる。


それを証明して下さったのが、
誠実に苦行を成し遂げた大アジャリなのだな。


と、
一切の苦行に背を向けて生きてきた大アジャパなオジサンは感じた。


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・ありがたい
・ツイてる
・感謝します


それを口癖にするだけの生き方は、
どんな厳しい修行苦行にも匹敵するのだな・・・。


1000日の苦行をすると、身体はボロボロになってしまうのだそうよ、
身体をボロボロにしちゃダメよ、
身体を貸して下さっている神さまに申し訳ないでしょうが・・・。
って、大アジャパは言いたい。


弱くても人は実は、
それが一番強い・・・。
かもよ。