■
御徒町のとある問屋さんにペッパー君がいるのだが、
そのペッパー君がジッとして動かず、
首をうなだれたまま立ち尽くしているのを見て、
困り事でも有るのか?それとも疲れちゃったのか?
な〜んて僕は思ったのだが、
それはただ電源を切った状態なのだと知り、ホッとした。
それにしてもだな、
動かないペッパー君は哀愁たっぷりだ。
お疲れ様ってね、軽く肩を叩いてあげたくなるぞ・・・。
・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・
一方、
毎日挨拶をしている近所の小さなお地蔵さんは元気だ。
ニコッと今朝も僕に笑いかけてくれる。
ありがたいありがたい・・・。
見る角度で笑っているように見えるだけだと言う人もいるが、
それは違うよ、
本当に笑ってくれているんだと僕の心は感じるよ。
ありがたいありがたい・・・。
塩飴を一つ、お供えして手を合わせる。
お地蔵さんよ、お地蔵さん、
今日もみんながシアワセでありますように・・・。
な〜む〜。
・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・
阪神淡路のあの日から23年が経つ。
忘れてはなるまい・・・。
・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・
お地蔵さんは赤い涎掛けを首に巻き、
いつでもこの場所にいてくれる。
「 なんかこの人、ワタシは好きだな。 」って、
お地蔵さんからそう思ってもらえるように今日も生きなければ。